皆様ごきげんよう。ミツカミです。

 

ふう「フーウェントだ。今回の更新は随分早いじゃないか。」

 

ん、大体の構図は前回の記事を書いてるときには出来てたからな。

 

ふ「しかしまあ、今回はタイトル通りの内容なんだが、なんだかんだであっさり解決したな。」

 

したねぇ。原因とか結果よりも、忘れじとしていたはずのものがどこか抜け落ちていたって事実の方がショック大きかったな。

 

ふ「何の話かっつーと。こいつの魔法使いとしての源流、ルーツにまつわることだ。そんじゃ、そろそろサブタイいくか。」

ミツカミの源流とブレードのカタチ

 

いつだったっけ?生放送で源流の話が出たのは。

 

ふ「三月十九日だったな。放送後こいつのツイートを見てくれてた方は解ると思うが、こいつなりに思う処があったらしくてな。」

 

ええ、私の源流と言われて思い浮かぶのは、一つのゲーム作品なんです。それは今は無き、クローバースタジオが送り出した最初にして唯一の作品。「大神」。

 

ふ「どんなゲームか知らない方はこの動画を見て欲しい。ストーリーには触れられていないが、別にネタバレを気にしてる訳じゃなく、一番“伝わりやすい”ものを選んだつもりだ。」

https://www.youtube.com/watch?v=kGIB9KxkhvU

 

この作品は私の魔法的な感性にこの上ない程に大きな影響を与えました。優しい世界感、神さま(高次存在)との向き合い方、ありがとうの大切さ、和の物好き。

 

ふ「最後のはともかく、他の三つ、特に“感謝”に関しては間違いなくこの作品あってのことだろうな。なにせエクスキューショナー一巻の感謝の技法を独力で開花させるに至ったほどだ。」

 

私はこの作品に出合って以来の十数年。ほぼ毎日欠かさず感謝の祈りを行っています。相手からの反応を体感で分かるようになるまで二年もかかってないかもしれません。

 

ふ「良い悪いじゃなくてそのせいなのかもな、お前の所に「タルネ」が来たのは。」

 

どうだろうな、無関係じゃないだろうけど。

 

ふ「さて、ここからが本題。動画の中で「筆しらべ」と呼ばれた画面に線や図を描いて行うアクションがあったことを覚えているだろうか。」

 

あれはこのゲーム独特のシステムで、世界を絵として切り取り、そこに絵を描き加えて実世界に影響を及ぼすというものです。動画内では物干し竿を生み出したり、一閃はらうことで刃にしたりしていましたが、他にも天に丸を描けば日が昇り、渦を描いて風を起こしたり、雨を呼ぶ、花を咲かせる等の芸当もできます。

 

ふ「詳しく知りたい方はここを見てくれ。この他にも隠し技があるが、それ以上は各々で調べて欲しい。」

 

 完全なる主観にて世界を捉え、思うままに振るった軌跡が万物に働く力となる。しかしその軌跡は常人には決して捉えられない。魔眼の概念に極めて近いですが、私はそれ以外に“よく似ているもの”を知っていました。

 

ふ「ここまで言えば、後はもうお分かりになるだろうな。」

 

そう、この力は形が見えないと言いながらも振るい、対象に思った通りの効果を与えてきた今の私のブレードにそっくりなんです。“求める結果を生み出す為の現象のイメージ”恐らくこれこそが、私の所持するブレードの正体。ゲーム内で言えば筆で描いた線が該当するものです。

 

ふ「そう聞くとチートでしかねぇな。」

 

確かにイメージさえ出来れば、それこそ一切の制約も無しに何だってできるでしょう。しかし欠点だってあります。それはいずれも形を持たないことに起因するもの。一つは効果が完全にイメージ力に直結している事、例えば切るという力一つでもしっかりと対象が切り裂かれていく様を意識していないと思うように切れません。そしてもう一つはブレード自体に力を蓄える事が(現状では)出来ない事、取り出した時点で結果を生む力に化けてしまうので大きな力を発揮するためにはどうしても瞬発的に莫大なエネルギーを消費する羽目になります。

 

ふ「めんどくさいな。筆の方で創れば済む話じゃないのか?」

 

最初はそうしようと思ったのですが、そっちだとやっぱりどうにもしっくり来ない。それにゲームで例えれば線になるだけであって、あくまで現象のイメージなんですよね。多分、自身のレベルアップ以外に解決方法は無いものかと。

 

ふ「彼方立てれば、か。まあ、正体がはっきりしただけ良しとするしかないか。」

今思えど本当にここまであっさり解決するとは、自分自身を知ることの大切さを改めて痛感したよ。

 

ふ「自分のルーツは深く探る程に面白いぞ。現世だけじゃなく、前世や来世にも大きく関わることだってある。」

 

云われてみればいたるところでこの作品のモチーフを見たような気もするような。そもそも、主人公のアマテラスのこのイメージ…

 

ふ「ま、おいおい突き詰めてきゃいいさ。にしても、お前本当に好きだったよなこれ。」

 

今でも大好きだ。今だって、いや今だからこそ、それこそ次世代型と言っても充分通用する名作だよこれは。本当に生まれる時代が早すぎたんや…。

 

ふ「お、おう…。だが今もお前みたいに根強いファンは居るんだろう?リマスター版とか出てるんだし、なによりあの時出たからこそ今のお前が居るんじゃないのか?」

 

それはそうなんだが、分かる人には知ってもらいたいと思うのがヒトの性というものでな。大体このゲームの何が素晴らしいかと謂うと

 

ふ「あーはいはい。それはこの後ゆっくり聞いてやるから。とりあえずお開きにしよう。な?な!」

 

むぅ。確かに語りだすと別の記事になりかねないからな。という訳で本日はここまでです。ご観覧、ありがとうございました。

 

ふ「ふぅ、やれやれ。」

 

 

 

―了―